LPガスとは液化石油ガスの略称で、プロパン・ブタンを主成分とした炭素と水素の化合物です。常温では気体ですが冷やすことで液体になる特性を生かし、専用の容器に充填し簡単に移動ができるクリーンで利便性の高いエネルギーです。

LPガスはその殆どを海外から輸入しており、船で運ばれてきたLPガスは港にある大きなタンクに移され、タンクローリー等で各地の充填所へ運ばれます。そこからガスボンベに充填され配送車で皆さまのご家庭にお届けしています。

LPガスはよく都市ガスと比較をされますが、原料も特性も皆さまのご家庭にお届けするまでの供給経路も全て違います。火を使うエネルギーとしては同じですが、同じ体積でも2倍以上の熱を出すことができます。ただし、一般のガス機器の火力はどちらも等しく作られているので、その時に消費する量が違うことになります。また、LPガスは空気よりも重いので下方向に流れますが、都市ガスは空気よりも軽いため上方向に流れていきます。

株式会社城北では、お客様が安心・安全にご利用いただけますように関係法令の遵守、最新システム・技術をもってLPガスを供給させていただきます。

LPガス

輸入LPガスの例

下図は画面に収まらない場合、左右にスクロールしてご覧いただけます。

LPガスの供給プロセスを示した図。船舶からアンローディングアームを使ってLPガスタンクに貯蔵し、タンクローリーで充填所へ運搬。配送車がLPガス容器を需要家へ届ける流れ。

都市ガス

液化天然ガス(LNG)を主原料にする場合の例

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LNGの供給プロセスを示した図。船舶からアンローディングアームを使ってLNGタンクに貯蔵し、気化・熱量調整・付臭を行った後、高圧導管を通じて供給所へ送られる。供給所ではガスホルダーを経由し、整圧器を通して中圧導管、低圧導管へと圧力を調整しながら需要家へ供給する流れ。